2012年7月31日火曜日

セレニティー ゴーイング・アロフト テスト 2

7月28日土曜日、前日午後に宅配で届いたハーケン製ボースンズ・チェアーをテスト。

シートは合板の上に1インチ厚のクッションが重ねてあり、座り心地が良さそう。

最近珍しい Made in U.S.A. 。


[昨週末] とちがい、両脚の自由が利くのでマストに足を回す事も出来、[例の装置] のラインを引っ張って自分の体を引き揚げやすい。

女性でも比較的簡単に自分を引き揚げられる。
















手の滑りをなくすため、この日は2人とも左手には薄くぴったりフィットするレイテックス素材の使い捨て手袋、右手は素手。



これがなかなか良い。両手とも素手、またはレイテックス手袋、でも良さそうだ。尚、デッキを見下ろした昨日の写真はこの辺りの高さから撮影したもの。

同じ高さから周りを見たビデオはこういう感じ。



尚、ワイフは非常用バックアップとしてボースンズ・チェアに装着してあるジブ・ハルヤードを小生の昇降に合わせて上げ下げするためポート側ウィンチに位置している。

(写真、ビデオともPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2012年7月30日月曜日

上から見たセレニティー

上から見たフリッカ。

マストからスターン方向。

デッキ長20フィートのフリッカのビーム(最大船幅)は8フィート。




アミッドシップ。












フォアデッキ。












バウスプリット、プルピットを含むバウ部分。










どうだろう。フリッカは結構ビーミーなボートであることが分かるだろうか。フリッカではこの大きなビームがラウンド・ボトム(左右舷方向の断面が円くなっているハル)やラウンドなキャビン・トップと相俟って艇の3次元的ボリュームを増やし、室内の広さは無論、クルージング艇には欠かせない水、食品、衣類、その他生活用品、および船具類の収納スペースを確保しやすくしている。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのスペック

2012年7月29日日曜日

セレニティー LED マストヘッド・ライト 加工

またまた加工という程でもないが、購入した [バンビ・エレクトロニクス製マストヘッド・ライト] 装着のための下準備。

まず、孔に埋め込まれた各レンズ。周囲に0.5mm以下の隙間のある箇所が幾つもあったので、3M5200で塞いだ。



次に下部3箇所にある通風孔にカウルを被せた。と言っても小さな容器用のプラスティック製キャップを縦に半分に割り、ライト本体の外周のカーブに合わせて内側を多少削っただけのものを3M5200で接着しただけ。

これで叩きつける雨がレンズの周りからライト本体内部へ浸入したり、通風孔からライト本体下部のスペース(マスト内の電線に繋ぐ配線が出ている)に入ったりすることはないと思う。尚、メーカー説明書によると、このような処置をしなくても25℃の海水1mの深さに浸かっても1時間以上大丈夫と言う。

逆様にして見たところ。

通風孔はこのライト下部の配線の出てくるスペースにエアーを供給するためのもの。












このライト下部のスペースには2本の黒い [FET] が出ている。このFETが空気に触れていないといけないのだ。



真下から見たところ。通風孔は3箇所。

透明なカウルが付いている孔がバウを向く。





それにしても元々手作り感のあるバンビ製品だが、益々手作り感が出て来た。現時点ではマストヘッドへの装着日は未定。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連のものです。)
フリッカのリグ

2012年7月28日土曜日

ロウディー コックピットの背もたれ

以前ビクトリー・タグのオーナーだった [ロウディー] のオーナーがちょうど購入から4年経って愛艇を売りに出した。

82~84歳が人間ひとつの山場らしい。元気な人でもその歳になると動きが不自由になる人が多い。

このオーナーもその域に達して売る決心をしたようだ。









艇を購入後、下の写真の新品のジェノアを購入したり [清水タンクの蓋を改修] したりしてフリッカ・ライフを楽しんできたが、人生も終わりに近づくと見切りも付けやすいのだろう。

ロウディーではコンパニオンウェイのドロップ・ボード(差し板)をバック・レスト(背もたれ)に使っている。




これはこのオーナー発案のもの。内側には閂式ヒッチが二つ。外側はスターン・プルピットレイルの柱に支えられている。



このフリッカは今度はどんな人と巡り逢うだろう。

(写真はいずれもPSC製434艇中314番目 Rowdy です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2012年7月27日金曜日

7月21日土曜日の風 (Videos) 3

STBタック。22+ノットの風。



SF湾サウス・ベイではの山の関係でここが太平洋からの風の抜けるゾーンのひとつ。デイ・セイリングには持って来いの海域だ。



風は少し落ちた。ちょうどゾーンを抜けるあたり。風も波も多少クォーター(斜め後ろ)からなのでサーフしているように気持ち良い。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・データベース

2012年7月26日木曜日

7月21日土曜日の風 (Videos) 2

18.5~20.6ノットでダブル・リーフ。



逆潮1ノットで対地艇速は4.7ノット。パフが来ると時々デッキ・アウォッシとなる。



20~21ノットでウェザーヘルムが強くなり、メインのシート出しでパワーを下げる。メインがマスト近辺で多少バタついているのはそのため。

波高約2フィートしかないが、多少上りのためスプレイが風で飛ぶ。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ブローシュア(14頁版)

2012年7月25日水曜日

セレニティー ゴーイング・アロフト テスト

先日組み立てた [ブロックとラインのセット] を7月21日セイリング前にテストした。

ブロックとラインのセットはまあまあ(*) だが、艇購入時に付いて来たこのボースンズ・チェアーがいただけない。




座る部分が尻の形のまま半円形になり下に沈んでしまうので、両足の自由が奪われる。この不自由さとこの日の暑さに負けて上まで行く気がせず、テストは途中で中止。

帰宅後、早速検索の結果ハーケン製の [この品] を注文した。これが届いたら再テストだ。

*  ニューのラインを握る手が滑らないよう滑り止めのついた手袋は必須。セイリング・グラブはイマイチ。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連のものです。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)

2012年7月24日火曜日

7月21日土曜日の風 (Videos) 1

7月23日と言っているが実は21日。陸は何もしたくない程の暑さだが、海上は涼しい。



15~16ノットの西風、シングル・リーフで北上中。



フォアワードの様子。赤い三角旗ひとつのスモール・クラフト・アドヴァイザリーが出ていたが風は順調にビルド・アップしている。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2012年7月23日月曜日

ドック・フェンダー

セレニティーでは出入港時にいちいちボート・フェンダーを脱着するのが面倒くさいので、ドック自体に [ハル・ハガー] 式のドック・フェンダー6本を付けている。

ボートに吊るしたボート・フェンダーのようにロールしたり強風でめくれてドックに上がることもなく、重宝していたが、6シーズン経過して特にハルのアミッドシップに当たっている1本が少しペシャンコ気味。

さらに皮肉なことに全くボートに当たらずボートの陰にもならない1本のトップが紫外線のためボロボロになって来た。画面奥の入り口に付けてある奴がそれだ。



(尚、2010年1月に購入した [グリーンの人工芝風マット] は3~4ヶ月もしない中にシバ部分がポロポロ抜けてあちこちにくっ付くようになったので取り外した。その後上の写真に見えるゴム製マットを1枚敷いている。これがなかなか良い。)

さてこれは画面最奥のドック・フェンダーのクロースアップ。トップのカバーはなくなり、中のクッションも崩壊し始めている。



そこで次の週末にドックメイトから頂いていたこのフェンダー大1本、小4本に入れ替えたいと思う。





大1本をアミッドシップ、他の4本をその周りにドック・フェンダー同様に吊るす。実はこれらのフェンダーはそのドックメイトがフェアウェザー・マリナー39(同型艇は [こちら] )のドックで同様に使用していたものだ。

そのドック・メイトは80を超えたオールド・ソールトで毎週末顔を合わせえるのを楽しみにしていたが、腰を痛めていたこともあり、ついに今年3月実に良くメンテしていた極上艇を南カリフォルニアのバイヤーに売って、セイリングを引退してしまった。艇名はセイリング・シーズンの訪れを告げてくれるようなApril Dancer だったが、この一群のフェンダーを見るといつもにこやかだったあの老人の顔が思い出される。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連のものです。)
www.yachtworld.com キーワード欄に Flicka と入れてサーチ・ボタンをクリック。

2012年7月22日日曜日

テューズデイズ・チャイルド 陸置き

昨日テューズデイズ・チャイルドの話題が出たのでついでにこの写真を取り上げよう。

陸置きした艇にかけた梯子に登って作業中。

良く見ると梯子は艇のガナル(ブルワークス)に掛けてある訳ではない。

クリックして拡大すると分かり易いが、左舷側のウィスカー・ステイに立て掛けてある。別にどうということはないが、あの細いウィスカー・ステイでも何のダメージもなく充分に支えられる荷重という訳だ。



この艇については当ブログ左上の白い検索フィールドに Tuesday's Child と入れて検索すると、本日のこの記事の下にいろいろ出てくる。だが、まだまだ出していない写真もあるのでそれらについてはまたいつの日か書くとする。

(写真はPSC製434艇中336番 Tuesday's Child です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2012年7月21日土曜日

テューズデイズ・チャイルド アスピン

すでに何回も取り上げているニューヨークのフリッカ [テューズデイズ・チャイルド] 。今度はアシメトリカル・スピネイカーの登場。アスピンはスピネイカー・ポールが不要なのでクルージング艇には持って来いだ。

以前所有した30フィート艇のものがフリッカにフィットするか、ドックで試してみたところ。

サイズはラフが28フィート、フットが20、リーチが25。フリッカで揚げられるアスピンはこれが最大限度だろうという。

フリッカ用は28.32 x 17.321 x 17.5 なのでかなり大きい。




ドックでのフィットに問題はなかったので実走で試した。

トップ部分にソックを装着してあるので取り込み等ハンドリングも簡単で満足とのこと。

ちなみにスピネイカーと同生地ながらジェノアと同じ大きさ(27 x 14.42 x 23.75)のドリフターを使っているフリッカ・オーナーもいる。



セレニティーでも軽微風時対策として興味のあるトピックだ。関心のある人は [こちら][こちら] も参照され度。

(写真はPSC製434艇中336番 Tuesday's Child です。)
フリッカ・ブローシュア(14頁版)

2012年7月20日金曜日

セレニティー セイル・カバー補修

28シーズン目を迎えるサンブレラ製セイルカバー。これまでも気になりだした時に補修するようにして来た([ 1 }[ 2 ]) が、今度はジブ・カバーのトップに縁取りしてあるスウェードの皮が破れ、サンブレラが剥き出しになった。

皮革生地のスクラップ(端切れ)を適当に揃えたものをクラフト店で売っていたので、このセットを選択して購入。約6ドル。



7月14日のセイリング後、再びワイフのワークショップとなった室内。

手で仮縫いの後、ミシンをセットアップ。



今回もセイル・メイカーの工業用ミシンではなく、家庭用ミシンで無理して縫ってもらった。






仕上がりは上々。これからまた20~30年は大丈夫そうだ。

妻よ、いつもありがとう。













(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページ

2012年7月19日木曜日

ギース

ギースとはグース(雁)の複数形だが、真夏でもカナダに帰らずSF湾に年中居着いてしまった者たちがいる。

7月14日土曜日出航前、小生らのドックの前を泳いでいる一群。








良く見ると今年の雛が2羽、一回り大きい昨年の雛が3羽、さらに大きいもの2羽、それに一等大きい親らしき番い一組。



どうも一家族らしい。

鳥には巣立ちというものがあるはずだが、雁にはないのだろうか。








ベター・ハーフが思わずかわいいねと声をもらしただけで寄って来た。

カナダでは餌をもらっているのだろうか。



家禽化された雁は雁ではなくガチョウと呼ぶそうだ。人になつきやすい鳥なのだろう。

しかし小生どもは自然のものに餌はやらない主義。

餌をやらないと分かるとサッと向こうへ行ってしまう。



時間を無駄にはしない。

このマリーナにはこの他にも殆ど同数の他の一群が居る。時々2グループが一緒に泳いでいたりする。家族付き合いもするようだ。

年中居着く雁がSF湾全体で年々増えているそうだ。どういう訳だろう。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity のマリーナに居着くギース。)
いつも活発なUSヤフー・フリッカ・グループ

2012年7月18日水曜日

セレニティー 7月14日土曜日の風 (Videos ) 2

コンスタントに16ノット以上となり衰える様子がないのでダブル・リーフにした。



↓ 後刻山陰に入り風が落ちたのでタックして風のある海域に戻るところ。この時風約12ノット。ズルしてリーフは解いていない。



(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)

フリッカ・データベース

2012年7月17日火曜日

セレニティー 航海灯 (Stern Light 3)

ハンダで小山を作り [LEDを嵌めた] 後、艇に装着した写真。

カバーと基盤の間にあるガスケットは手作り。

実はバウの [2色灯] のガスケットを海に落としてしまい、新品スターン・ライト用のものをテンプレートにし、この一枚をゴムで作成、ファクトリー・ガスケットはバウに回した次第。








バウの方が水を被りやすいから念のためというのが理由だが、手作り品のガスケットも機能的には申し分ない。













透け透けなので(例え点灯していなくても)LEDであることはすぐ分かる。















白昼でも視認できる。

特定方向に小さな電力で強い光を送れるのがLEDの特徴だ。





(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2012年7月16日月曜日

セレニティー 7月14日土曜日の風 (Video) 1

マリーナの外でこの日は弱い北風しかないからのんびり漂流しようと決め込んでフォアデッキに横になっていたら、ベター・ハーフが1.2~1.3マイル先の海面を読んで、あそこなら、とそこまで20分程機帆走してくれた。



エンジンを切って3~4分すると、コースト・ガードのカター(艦)が訓練のため錨泊しているあたりから、急に西風が入り、瞬く間に15-16ノット。それっ、とメインをシングル・リーフしたところ。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのスペック

2012年7月15日日曜日

セレニティー ゴーイング・アロフト準備

Going Aloft = マストに上ること。以前にもその標題で2回取り上げたことがある ( [1][2] )。またマストに登る方法についても [書いた] ことがある。

セレニティー用に道具・設備として取り敢えず用意したのは [西郷ドンのブログ] でも紹介されているもの。




ブロックはいずれもロサンジェルス近郊にある [ガーハウアー] 製を購入。同じマリーナでニュージーランドまで往復した経験のある夫婦の艇のブロックを見てガーハウアーに決定。ハーケン製、シェイファー製などに比べて若干安価。

このフィドル・ブロックに組み込んである画面右下のキャム・クリートはロンスタン製であることが分かった。

ラインを通す作業を開始。先ずフィドル・ブロックのトップにボーリンで径3/8"(インチ)のダイニーマ・ラインをボーリンで結ぶ。







途中経過は大幅に省略して完成時の写真。

ラインは少し長めに120フィートとしたが、110フィート位で充分だろう。


この方式の採用に当たっては使用例を真近に2回観察したことが裏打ちになっている。

6年半前のセレニティー購入直後、スタンディング・リギング換装のための下見にリグ屋のお兄ちゃんが同じ仕掛けで上った。つい3週間前にも、同じマリーナのカタリナ34のお兄ちゃんも同じ仕掛けで一人でトップまで上ってメンテをした。




しかし、西郷ドンのブログに書いてあるジブ・ハルヤードをバックアップとして使うやり方を読んだことが最後の一押しをしてくれた。

この仕掛けは来週末に艇で実地テストの予定。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連のものです。)
フリッカのリグ

2012年7月14日土曜日

セレニティー LED マストヘッド・ライト

フィジーにあるバンビ・エレクトロニクス(Bebi と書いてフィジー語でバンビと発音)のLEDについて [以前書いた] が、セレニティー用に [Fa'apega21] を1個注文した。

郵便配達で注文したところ3週間超で到着。

(説明書内の手書きは筆者が加えた自分用のメモ。)




見ての通り、全周一列、その下には半周一列が並ぶ。半周部分との重なりのない全周部分のライトがアフト(スターン)を向く。重なりのある部分はフォア(バウ)を向く。

実際に装着するのはまだ先の話しだが、とりあえず逆さまにして12Vバッテリーにつないで点灯試験をした。本体には赤い線が2本、白い線が1本ある。赤い線の1本は白い線と合わせてコイルしてある。

先ず単独コイルの赤い線を陽極、白い線を陰極に繋ぐ。

全周列、半周列の重なった部分のライトが全て点く。



つまり、これが夜間、機走および機帆走時に点灯すべき所謂スティーミング・ライト。フリッカの配電盤では 『バウ・ライト』 と表示してあるスイッチを入れた状態。 2列なので非常に明るい。到達距離は3マイル以上。

今度は白い線と一緒にコイルしてある赤い線を陽極、白い線を陰極に繋ぐ。







全周列の中、半周列と重なりの無い部分だけが点く。これはフリッカの配電盤で 『アンカー・ライト』 と表示してあるスイッチを入れた状態。この灯りの到達距離は2マイル以上。

説明書にもあるが、実際に錨泊して夜を過ごす時は、配電盤で 『バウ・ライト(スティーミング・ライト)』、 『アンカー・ライト』 両方のスイッチを入れる必要がある。両方のスイッチを入れて360度全周の灯りとなる訳だ。『アンカー・ライト』のスイッチだけを入れて安心していてはいけない。(このコンフィグは珍しいものではない。マストヘッド・ライトでは良く使われる。)

***

尚、フィジーのこの会社は工場とは言え、貧しい国で1個1個手作りで工作しており、完全にクリーンな商品を期待するのは間違い。接着剤などの汚れが表面にベタベタ付いて来るので見た目もクリーンなものが欲しい人は [例えばこのような商品] の方が良いかも知れない。

また、フリッカ配電盤で 『バウ・ライト』 とあるのは上記のように機走・機帆走時の白いライトであり、バウにある2色灯と混同してはいけない。バウの2色灯とスターン・ライト(白色)は共に配電盤の 『ラニング・ライト』 というスイッチでコントロールする。周知の様に 『ラニング・ライト』 は夜間は純帆走時でも点灯していなければならない航海灯だ。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連のものです。)
フリッカ・データベース

2012年7月13日金曜日

セレニティー 7月7日土曜日の風 (Video) 3

2:45pm、STBタックで南行中。



潮は殆ど停まっており(スラック・タイド)、対地艇速約5.6~5.7ノット。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)

2012年7月12日木曜日

セレニティー 7月7日土曜日の風 (Videos) 2

風17~18ノットでメインをシングル・リーフ。



海上はシリコン・バレーの陸地より7~8℃は涼しい。この後すぐに18.6~21.1ノットとなり、メインをダブル・リーフ。



一人がルー(リー = 風下)サイドに座ると一時デッキが洗われそうな状態。フリッカにはうれしい風。セレニティーも喜んでいる。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ブローシュア(14頁版)

2012年7月11日水曜日

セレニティー 7月7日土曜日の風 (Videos) 1

SF湾は夏の真最中。



2pm過ぎまで弱い北風だったが、2:25pm頃9~10ノットの北西の風となる。いつもの夏日の西風パターンへの移行途中だ。



西風約16ノット。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
www.yachtworld.com キーワード欄に Flicka と入れてサーチ・ボタンをクリック。

2012年7月10日火曜日

Spirit of Sacramento

マリーナのエンド・タイ(ドックの一等外側)には大型船艇が並ぶ。















2週間程前、また1艇、今度は昔風のパワーボートが姿を現した(手前のケッチの向こう側)。















昔サンフランシスコ湾からサクラメント河を上った内陸部にあるサクラメント周辺で活躍していたリバー・ボートを復元したものか。















いや、昔ミシシッピ河を往来していたリバー・ボートをまねて20~30年前観光船として作られサクラメント河で運行されていたものらしい。















スターンのパドル(水車)は形だけか実際にプロペラの役をするのか不明。















3階建てビルとほぼ同じ高さ。ブルワークスには巨大なクリートがずらりと並ぶ。















7月4日独立記念日にはこのマリーナからSF湾での花火大会に客を運んだらしい。

この一枚は帰港時のスナップ。











マリーナのあるブリスペイン市議会が認めれば今後観光船として定期運行も予定しているそうだ。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity から撮影のSpirit of Sacramentoです。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2012年7月9日月曜日

セレニティー 航海灯 (bi-color 2)

[前回] 書いた様に、接触が悪い箇所はネジで電線が固定される部分だろうと考え、ネジを緩め電線を抜き、緑青をブラシや紙やすりで落として装着し直してみたが、結果は同じでLEDは点いたり点かなかったり。

問題は電球装着部にあるようだ。

という訳で装着部の山を上下ともハンダで少し大きくしたのが分かるだろうか。



[スターン・ライトの場合] は山の向きが内外逆になっていたので内側に作った小山は全ハンダ製だが、このバウのラニング・ライトの場合は銅の小山の上にハンダを重ねて少し大きくしただけ。

確かに座りが良くなった。











この日は出航前、帰港後ともに点灯テストをして、問題が無いことを確認。















この点々のパターンがどの位の距離で見えなくなるのか分からないが、とにかくバウのNAVライトのLEDへの換装はこれにて完了だ。












(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
いつも活発なUSヤフー・フリッカ・グループ